胸郭出口症候群
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手の痺れ、痛みによる握力の低下
チクチクと刺すような感覚の痛み
冷感
腕から手にかけて皮膚が白くなったり、青紫色になったりしてしまう
物を持つときに力が入らない
肩を上げる、腕を上げた際の腕の痺れや脱力感を感じる
頭痛や吐き気を感じる
これらが胸郭出口症候群の患者様からよく耳にする症状になります。
始めは肩こりを自覚し、最近ひどくなってきたから来てみたという患者様が検査や症状を聞いてみて胸郭出口症候群だったことがよくあります。 -
胸郭出口症候群に対する当院の考え
腕の動きや肩の動き、そして感覚を支配する腕神経叢と言われる神経の束と鎖骨下動脈が通っている場所が胸郭出口と言われる場所になります。
そういった腕神経や鎖骨下動脈が圧迫されたり、締め付けられたりしてしまい、痛みやしびれが起こってしまう病態になります。
胸郭出口症候群といっても、絞扼部位によって症状や名前が違います。
①斜角筋症候群②肋鎖症候群③小胸筋症候群といったものをまとめて胸郭出口症候群になります。まずは、どこの場所で神経圧迫や血管圧迫を起こしているのか検査し見極め、正しい治療をしていく必要があります -
胸郭出口症候群を放っておくとどうなるのか
最初はいわゆる肩こりを感じてこられる患者様がほとんどです。問診時に症状は確認できているが、本人は困っていなかったり自覚が無かったりするときもあれば、検査した際に症状が確認できる場合もあります。
胸郭出口症候群を放置してしまうと、神経障害と血流障害が発生します。
神経症状として、腕や肩周辺の痛みと痺れ、握力の低下、細かい動作がしにくくなります。
血流障害として、上肢の血流が悪くなって、腕が白くなったり青紫色になってしまったりしてしまいます。数年間、肩こりが持続してしまっている方では、日ごろから自覚している患者様は症状が重い患者様が多いです。
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胸郭出口症候群の改善方法
胸郭出口症候群を改善する方法として、肩を上げることによって鎖骨下動脈が圧迫され起こることが多いので、上肢の挙上をできるだけ少なくする。また、重い荷物などを肩にかけないようにすると、肩に負担がかからずに神経や血管を圧迫しないで済みます。例えば、電車に乗る際につり革を持たないなどの工夫を施すと良いでしょう。また、肩周りの筋肉の固さもすごい大切になるので、大胸筋のストレッチなどをすると筋肉が緩み可動域が広くなり、神経や血管を圧迫しないで済みます。その為、しびれなどが抑えられ症状を改善することが出来ます。
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胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?
胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューとしては、二つあり一つ目は、全身の骨格矯正になります。胸郭出口症候群は姿勢の悪さによって引き起こされる可能性が高くなります。骨格矯正では姿勢を改善する施術になっており、肩周りの筋肉を緩める手技が入っているので、固くなった筋肉を緩めて血管神経の圧迫を防ぎます。二つ目は、猫背改善治療になります。これは、姿勢を悪くする原因である内方肩を治す治療になっており、ストレッチを目的とした施術になります。骨格矯正と並行してやることで相乗効果によりさらに良くすることが出来ます。
その施術を受けるとどう楽になるのか
当院のお勧めする施術メニューである全身の骨格矯正を受けると、今まで溜まっていた老廃物が血流がよくなることによって体中をめぐります。その為、だるさや痛みが出ることがたまにありますが、これは良くなっている証拠なので安心してください。血流がよくなり姿勢が改善されると痛みが無くなるとともに、代謝も上がります。体質も変えることが出来ます。健康であるには正しい姿勢を取らなければならないので、当院の施術を一度受けて頂きたいです。
改善するために必要な施術頻度は?
胸郭出口症候群を改善するために必要な治療頻度としては、個人差はありますが姿勢が戻ってしまうのに一日から二日と言われています。なので治療の頻度としては週に2~3くらいの頻度で来ていただけると戻りきる前に矯正をすることが出来るのでそのくらいを目安にしていただけると良いです。出来るのであれば毎日来て治療するのがベストではありますが、大
変だと思いますので2~3回来ていただけると良いでしょう。