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膝が痛い

足関節捻挫とは足首の関節を支えている靭帯や関節包が損傷することを言います。日常生活の歩行や階段を下りているとき、スポーツ活動に足首を内側あるいは外側に捻ることで起きてしまいます。足関節捻挫のほとんどは足首の構造上内側に捻ることが多いです。
重症度(捻り方)によって症状は変わってきます。

Ⅰ度:靭帯が引き延ばされている状態。内出血などはなく、腫れと圧痛が生じる
Ⅱ度:靭帯の一部が切れている状態。内出血があり、局所的な腫れが生じ、歩行時の痛みも伴う
Ⅲ度:靭帯が完全に断裂している状態。内出血があり局所的な腫れが生じ、歩くことが出来なくなる(前方引き出し兆候、内反不安定性あり)
前方引き出し兆候:関節の前方への動揺性がある状態
内反不安定性:足関節の内反し動揺性がある状態

足関節捻挫に対する当院の考え

膝が痛い

足首の捻挫は、日常生活などで段差でつまづいて捻ったり、部活を行っている学生などに多くみられる外傷です。

捻挫をあまり大したことないケガとして考え、無理をしてそのまま生活をしたり部活を続けたりして、そのうち治るのでは?と施術をしない方も多いと思います。実際に捻挫で靭帯が損傷していても歩行は可能なことが多いです。しかしそのままににておくと筋力低下や関節がグラグラする不安定症、捻挫を繰り返すクセがついてしまったりします。

そういった事を防ぐためには初期施術が非常に大事になってきます。可能であれは痛めてからすぐの受診をおすすめします。

足関節捻挫を放っておくとどうなるのか

膝の痛み

捻挫に対して処置をするなんて大げさ、捻挫なんて放置しておけば治る、こう考えている方が大半だと思いますが、捻挫を放置した場合のリスクを伴います。リスクとは、治りが遅くなることや、何度も捻挫を繰り返すようになるなどが挙げられます。

捻挫は歩けないほどの痛みを感じにくく、大抵の場合、腫れや内出血も見られません。そのため、特に処置を施さずに普段通りの生活を続ける人がほとんどですが、実は靭帯が大きく損傷している可能性があります。傷ついた靭帯を修復するには、適度な安静と固定、冷却といった処置が重要です。
また、適切な処置を施さずに捻挫を放置すると、靭帯が引き伸ばされた状態で修復が止まり、関節がグラグラと安定しないため、同じ捻挫を繰り返す癖のような状態になってしまうのです。

足関節捻挫の改善方法

膝の痛み

足関節捻挫をした際の応急処置としてはRICE処置が基本となります。

R:REST(安静)
一番は患部を動かさずに安静にして休ませることです。移動が必要な場合は、松葉杖などを使用して体重をかけないようにしましょう。腫れや痛みが悪化する可能性があります。

I:ICE(アイシング)
損傷部位の炎症や痛みを抑えるために行います。氷嚢や氷水、流水などで感覚が無くなる程度、凍傷に気を付けながら冷やします。

C:COMPRESSION(圧迫)
腫れがある場合は包帯やテーピングなどで固定して圧迫を行い、一時的に血流の流れを減らして内出血や腫れを減少させます。

E:ELEVATION(挙上)
患部を心臓より高い位置で安静にします。これにより、血液が心臓に向かって流れていくので、内出血の悪化を防ぎます。

足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?

明るい挨拶

当院での足関節捻挫に対する施術法は捻挫のⅠ~Ⅲ度のどれに当てはまるかや捻挫の繰り返しの有無によって変化しますが、基本的には捻挫初期すぐに施術を始めるかどうかで痛みが緩和するスピードが決まってきます。

初期は損傷した部位の炎症を抑えるために、電気施術やアイシング、テーピングでの固定を行います。

痛みや腫れが引いてきたら、捻挫の原因がバランスの歪みからくる場合、骨盤から股関節、膝関節、足関節を整える骨格矯正も行うことがあります。

こういった施術を行わないで放置してしまうと、捻挫を繰り返してしまう、いわゆるクセがついてしまいます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

明るい挨拶

電気施術では組織の回復と炎症の抑制、そして痛みの軽減が期待できます。
一方、テーピング固定は痛みが発生しやすい関節運動において損傷組織にかかる負荷を制御します。

また、骨格矯正によって左右のバランスを整え、症状の軽減を図ります。

改善するための施術頻度はどのくらいか

明るい挨拶

軽減に向けた施術頻度は、捻挫の度合いや程度によって大きく変わってきますので一概に言えません。

軽度な損傷の場合、1週間に約4回の施術で症状が約5割ほど減少し、症状は残るものの軽減傾向に向かうことが多いです。
2週間経過すると、痛みは残りますがかなり落ち着いてきます。
ただし、痛みが治まったとしてもその後の筋力低下や不安定性が残ることがありますので、その都度適切なアプローチを行います。

患者様の状態に応じて適切な施術頻度をご提案し、症状の軽減に向けてサポートさせていただきます。大げさと思って放置せず、しっかり施術して治していきましょう!