足底腱膜炎
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足底筋膜炎の症状としてこのようなものがあります。
朝起きた時の一歩目が痛い。
急に歩き出すと足が痛くなる。
ランニングなどで長い距離を走ると足底が痛む。
足底の筋肉が引っ張っられて踵に痛みが誘発される。
偏平足の方は足底がチクチクとした痛みが誘発される。
これらが多くの患者様からお聞きする足底筋膜炎の症状になります。
足底のアーチが無くなることで、筋肉に負荷がかかり筋肉が引っ張られて痛みが誘発されます。 -
足底腱膜炎に対する当院の考え
足底筋膜炎に対する当院の考えとしては、多くの方がなり得る症状として考えております。なぜなら、多くの距離を歩く方やスポーツをやられる方に多く発症するからです。足底筋膜とは、足底にある筋肉の膜になっており、足のアーチを支えています。この筋膜に負担のかかる動作を繰り返し行うことによって炎症が生じ痛みとして出ていきます。なので足底のアーチに負荷をかけないようにするか、下腿の筋肉を緩めることによって足底筋膜炎を予防しないといけません。長時間の立位や座位でも起こるので、注意が必要になります。なので、沢山の方がなりやすいのではないかと考えております。
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足底腱膜炎を放っておくとどうなるのか
足底筋膜炎を放っておくと、足のアーチ形成が繰り返しの負荷により耐えきれなくなり、足底の筋膜に炎症をきたします。これが足底筋膜炎の主な発生原因です。なりやすい人としては、陸上競技やサッカー、バレーボール、バスケットボールなど、ランニングやジャンプなどの動作が多いスポーツなどをされている方に多く発生します。あとは、硬い床などで、練習をされている方、長時間の立位により足底に常に負荷がかかる方、下腿の柔軟性が乏しい方や、偏平足もしくは、ハイアーチの人、体重が増えた人や肥満の人がなりやすいとされています。
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足底腱膜炎の改善方法
足底筋膜炎の改善方法としては、沢山の予防する策があります。一つ目は、トレーニングの練習量をコントロールすることです。大体の方は練習のし過ぎによるオーバーユースが原因で起こります。すでに炎症を起こしている方は安静にすることが最善の策になります。二つ目は、下腿の筋肉の柔軟性を高めるストレッチを行うことが大切です。三つ目は、靴の底が薄いのではなく、クッション性のあるものを履くことで、足底への負荷を最低限にすることが可能になり予防につながります。他には、テーピングを行いアーチをサポートする形で貼ると負担が少なくなり予防につながります。
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足底腱膜炎の改善に効果的な当院の施術メニューは?
足底腱膜炎の改善に効果的な当院の施術メニューとしては、二つあります。一つ目は、下半身のアライメントを整える骨盤矯正治療をお勧めしています。骨盤の開きだったり歪みによって足の長さが変わり、足の短い方に負担がかかることによって片方の足に炎症が起きてしまいます。この脚長差を変えるのが矯正治療になります。二つ目は、下肢の柔軟性を高める筋膜ストレッチをお勧めしています。筋肉を覆っている膜を伸ばすことによって柔軟性を高めます。その為、血流がよくなり老廃物が流れ、痛みの原因を取り除きます。この二つを両方やるとさらに良くなります。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
当院のメイン施術である矯正治療を受けると、足関節部のアライメントが改善し、今まであった筋肉の緊張が無くなります。それにより、足底の筋肉が硬くなるのを防ぎます。負荷が無くなることによって、足底筋膜炎になるリスクがかなり減ります。もう一つの治療の筋膜ストレッチを受けると下肢の柔軟性が上がり、血流がよくなります。それにより痛みが軽減します。この二つをメインとして治療を続けて頂けると必ずお身体は良くなります。
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改善するための治療頻度はどのくらいか
足底筋膜炎を改善するために必要な頻度としては、矯正は週2~3回くらいの来院頻度で通えると良いです。いい状態が戻りきる前に施術することで、いい状態を常に維持することが出来ます。筋膜ストレッチであれば、毎日施術することで、筋肉の柔軟性を維持することが常に出来るのでこのくらいの来院ペースをお勧めしています。