帯状疱疹後｜我孫子駅前整骨院

帯状疱疹には、痛みが現れる時期によって前駆痛、急性帯状疱疹痛、そして帯状疱疹後神経痛という3つの状態があります。
前駆痛と急性帯状疱疹痛は、主に皮膚の炎症によるものであり、帯状疱疹後神経痛は神経が損傷した結果の痛みです。これらの症状は発症のメカニズムや施術方法が異なります。

帯状疱疹後神経痛になりやすい要因として、高齢者、女性、皮疹が発症する前から痛みや異常感覚がある、帯状疱疹の初期症状が重症な人などが挙げられます。

帯状疱疹後神経痛の症状としては、刺すような痛みや灼熱感などがあります。

帯状疱疹の適切な施術が遅れたり、施術が行われなかった場合、全身的な症状として発熱や頭痛などが現れることがあります。

帯状疱疹ウイルスは神経の経路に沿って障害を引き起こすため、目や耳の感覚器の神経に影響を及ぼすと、視力の低下や難聴などの問題が生じることがあります。また、運動神経に影響を及ぼすと、腕の動きが制限されるなどの麻痺が生じる可能性もあります。

通常、帯状疱疹の水疱や発疹は治癒の過程で徐々に軽くなり、痛みも軽減されます。しかし、放置すると痛みが持続し、帯状疱疹後神経痛につながる可能性が高まります。特に50歳以上の患者の約2割がこの合併症に移行すると報告されており、そのためには早期の施術が非常に重要です。

帯状疱疹の症状が現れた場合、適切な医療ケアを受けることをお勧めします。

帯状疱疹後神経痛の痛みが発生する際、通常は正常だった神経線維が帯状疱疹ウイルスによって損傷されることが原因と考えられています。

痛みの重症度に応じて、施術法が異なり、全ての患者様に一様に適用できる確立された施術方法は存在しません。患者様の生活背景や施術への反応性によって痛みが異なるため、手技施術、電気施術、鍼施術など、さまざまなアプローチを組み合わせて施術が行われます。

帯状疱疹後神経痛では、日常生活においても注意が必要です。
具体的な注意点として、入浴時に温かいお湯で身体を温めることや、身体を冷やさないように気をつけることが挙げられます。また、疲労やストレスを蓄積しないように心がけ、十分な睡眠を確保することも大切です。

帯状疱疹後神経痛のリスクを軽減するために、日常生活での健康習慣の見直しも役立つでしょう。

帯状疱疹後神経痛の施術法には、薬物療法や神経ブロック療法などが一般的に用いられていますが、当院では、帯状疱疹後神経痛の症状軽減に向けて、以下のメニューを提供しています。

1.遠赤外線療法：遠赤外線は身体に深く浸透し、神経根部の血流を促進します。これにより、痛み軽減が期待されます。

2.電気施術：電気施術は神経損傷が原因となる痛み部位に対して行われ、痛みの軽減を目指します。

3.鍼施術：鍼施術は昔から神経痛の症状に対して行われており、鎮痛効果が高く、血流増加も期待されています。

帯状疱疹後神経痛はウイルスによる神経損傷が原因であり、神経の修復には長い期間が必要となります。

遠赤外線施術は、身体の深部まで温かさを届けることで神経根部の血流を促進し、神経損傷部の修復を促す効果が期待できます。

電痛気施術では、電気の種類に応じて神経痛の軽減や神経損傷部の修復を目指します。

鍼施術も神経の興奮を抑え、痛みを和らげ、血液循環を促進することを目的とします。

これらの施術は神経の修復を促進するために行われますが、神経が損傷しても即座に回復するわけではありません。特に帯状疱疹後の神経痛の症状軽減には長期間がかかりますが、当院はその期間を短縮することを目指しています。

帯状疱疹後の神経痛を軽減するためには、週に2～3回程度の施術が必要です。
ただし、軽減までの期間は症状の重症度や個人差により異るためり一概には言えません。年単位での施術期間が必要な場合もあります。

通院ペースは、お仕事や家庭の事情によって理想通りに来院できる方は少ないかもしれませんが、症状が10年以上と長期間続く可能性もあるため、お悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。適切な施術計画をご提案いたします。